モッサモサ
お昼前のひととき。

コペは、ちょっとでも涼しそうな場所を見つけては
のんびりお昼寝中。
ちょっと覗けば、ベロが出たまま寝ちゃってることもシバシバ。

自宅の電話が鳴る。

この電話に用事があるのは
代引き荷物を持った宅配業者か
必ず『○○さんのお宅ですか』と聞かれる間違い電話か
あの人か。

未だに『非通知設定』のままの電話を使っている
あの人からの電話だった。

『tomocofちゃん、元気ぃ?』と受話器を耳に当てるや否や聞こえてくる。
八十歳を過ぎた今もとても活動的なあの人。
旦那様のお祖母ちゃま。

ちゃきちゃきの江戸っ子で、歯に衣着せぬ物言いが気持ち良い。
フッと音信不通になったかと思うと、お友達と旅行中だったり。
ヨガ教室に通ってみたり。

お互いの近況報告をし合う。
とは言っても、ほとんどお祖母ちゃまが一方的に・・・ry
お祖母ちゃまはこの1週間は忙しかったようで

『一昨日は親戚の全快祝いで○○で食事会でぇ
 昨日は弟の新築祝いがあってぇ
 明日はお友達のお買い物に付き合わないといけなくてぇ
 週末は昔からの知り合いの法事があってぇ・・・』

止め処ない(*゚▽゚)

「あれでしょ? 今、孫家族が、ひ孫連れて泊まりに来てるでしょ?
 尚更忙しいよねぇ。
 そんなに忙しいと、目が回っちゃうねぇ。」
と、私。

するとお祖母ちゃま。
『本当、目が回っちゃうわよぉ。
 アンタが普通に元気だったら
 アンタにイロイロ行ってもらえるのにねぇ。
 まったく、アンタの足も厄介だよぉ。』

「あははぁ。 そうだねぇ。」
と、私。



私、大人になったなぁ(*゚▽゚)
こんな会話も、”へ”とも思わない。
ただただ裏も表もなく、笑って会話は続きました。

歯に衣着せぬ物言いは、時にストレートすぎるけれど
腹の中で抱えられるより、よっぽどラク
とは言っても、最初のうちは後で泣く事もあったけれど(*゚▽゚)
旦那様は時々、お祖母ちゃまの言動に対して私に謝る事もあるけれど。

そういう人だからしょうがないって感じ。
言葉を真正面から受け取ったり深読みしたりして
傷つくのが、バカらしく思えたんです。 ある日突然。

こんな会話の後も、私の心によぎるのは
”はぁ、車椅子生活で良かったぁ・・・ 面倒臭い事、頼まれなくて(*゚▽゚)”
ってなくらい。

勿論、お祖母ちゃまはカナリ好きだし
お祖母ちゃまの身の回りに手が必要になったとき
私はあまり役に立つ事が出来ないのは、本当にごめんなさいって思っているけれど。
この気持ちと、この会話は別物(*゚▽゚)

車椅子で機動力に少々の不安を抱える分
心臓にはモッサモサに毛が生えていくのでありました☆



コレとは別に。
計算高くてシタタカなのは産まれつき♪→
ハゲミニナリマス

2008.07.02 / 車椅子日記 /